東京研修 第4日は最終日、羽田空港から萩・石見空港へ移動して、3Rの研修として益田市の金田商店の訪問です。

10:45 羽田空港から萩・石見空港に向けて飛び立ちました。

羽田1羽田2空路

《写真・右》「翼よ、あれが富士山だ!」帰りは、いい写真が撮れました。 

14:00 益田市の金田商店に到着しました。金田商店では、金田社長様の説明で電磁石を使ったスチール缶とアルミ缶の分別の様子、段ボール紙のプレスの工程などを見学させていただき、そしてリサイクルについてお話をうかがいました。金田社長様のお話で特に強調されていたことは、「K.K.Y」ということでした。最初の「K」は、「きちんと分別する」こと、二つ目の「K」は「きれいに分別すること」、そして「Y」は「優しい心で分別する」ことです。金田社長様のお話は、私たちの日頃のあり方まで考え直させられる、とても深いお話でした。生徒のみんなも、きっと日常生活の中で今日のお話を活かしてくれることでしょう。

金田商店1金田商店2金田商店3金田商店4金田商店5金田商店6金田商店7金田商店8

16:00 貸し切りバスで吉賀高校に到着しました。途中下車した生徒もありましたが、無事全員元気に東京研修を終え帰ってくることができました。

 東京研修では、非日常の空間の体験を通じて、その対比の中でいまの自分のあり方、これからの自分のあり方を考えるということが重要なテーマでした。自然の豊かな吉賀町と、コンクリートに囲まれた東京という、単純な空間の対比だけでなく、東京吉賀会の方との交流、青山学院大学の学生の方とのディスカッション、墨田区の起業家の方との交流、「コミュニケーション」研修を通じて、「あり方」や「生き方」について考えさせられる機会となったと思います。わずか4日間の研修で全てが達成できるはずはありませんが、今回の研修によって生徒の皆さんが自らの「あり方」「生き方」を考える契機となるとすれば、この研修を実施したことがこれから意味を持ってくるのではないでしょうか。