今年度、海洋教育パイオニアスクールプログラム事業の助成により高津川流域をフィールドとした環境教育を吉賀高校(地域クラブ環境チーム)、津和野高校、益田高校の3校の自然科学系および地域系の部活動を中心に実施しています。4月には、ヒラメの稚魚およびチョウセンハマグリの生息状況を調査し、海からの恵みについて学びました。
  今回は里の学びとして、8月6日(月)に高津川(青原地区)でアユ漁、匹見川(横田地区)でカジカ等の採集を行いました。吉賀高校からは1年生1名と2年生4名の合計5名が参加しました。回遊魚であるアユの天然遡上が平成26年以降激減していることや高津川の現状などを学ぶ中で、里と海のつながりを感じるとともに、高校生として何ができるかを考える良い機会となりました。次回は秋頃、森の学びとしてキノコ学習を実施する予定です。

2341