『全国高校生ソーシャル・ビジネス・プロジェクト（SBP）交流フェア』に参加しました。

 ８月17日～18日、三重県伊勢市で開催された「全国高校生SBP交流フェア」に、本校から６名の生徒が、中国・四国ブロック代表として出場しました。
この大会は、全国の応募校から選ばれた高校（今年は１９校）が、それぞれのビジネスプロジェクトをプレゼンテーションし、その成果を競うものです。

　本校生徒は、現３年生が昨年開発したオリジナル製品「なか吉プリン」を引き継ぎ、改良を加えた上で、その制作過程をプレゼンテーションしました。全国の強豪校（全国に事業展開している学校や、海外進出を果たした学校など）が居並ぶ中、本校生徒は堂々としたプレゼンテーションを披露し、金銀銅の銀賞にあたる「輝（かがやき）」賞にくわえ、特別賞として「皇學館大学賞」も受賞しました。初出場としては快挙とのことです。

　「なか吉プリン」は、吉賀町産の素材のみで作った品です。材料は、やまぶきグリーンファームさんの牛乳、甲斐養蜂さんの蜂蜜、ダイノーエッグさんの卵のみ。新鮮な牛乳の風味が立ちのぼる、素朴な味わいのプリンです。開発・調理にあたっては、「よしかの里」さんに全面的にご協力頂きました。
　フェア中に開催される「夜の市」に出品・販売するため、プリン200個と、卵白でつくったケーキ100個を伊勢に運び込みました。生徒たちが声を涸らして呼び込みをし、プリン、ケーキ共にほとんど売り切ることができました。お客さんからは、「こんなプリン初めて」「めちゃくちゃおいしい」「このケーキ、もっちりしててうまいなあ」といった声が聞かれ、両品共に大好評でした。

  今後「なか吉プリン」は、「よしかの里」さんとの連携を更に深めながら、商品化を進めていく予定です。全国の高校生たちの多様なビジネスプロジェクトを目の当たりにし、大いに刺激をもらった本校生徒たち。今後の成長が楽しみです。