今年度、海洋教育パイオニアスクールプログラム事業の助成により高津川流域をフィールドとした環境教育を吉賀高校、津和野高校、益田高校の3校の自然科学系および地域系の部活動を中心に実施しています。4月には、ヒラメの稚魚およびチョウセンハマグリの生息状況を調査し、海からの恵みについて学びました。8月には、高津川(青原地区)でアユ漁、匹見川(横田地区)でカジカ等の採集を行い、里と海のつながりを感じながら高津川の現状を学びました。
 11月3日(土)は森の学びとして安蔵寺山に登り、キノコの採集を通して植生について学びました。吉賀高校からは2年生2名が参加しました。以下、参加した生徒の感想です。

生徒A:山の中に入ってのキノコ採集は初めてで、とても楽しかったです。シシ汁もとてもおいしかったです。

生徒B:キノコの学習を通して、安蔵寺山の植生や生態について学ぶことができました。普段山に囲まれて生活していますが、その山については全く無知でした。しかし、実際に山を歩きながらその植生を観察することで、吉賀の環境について知ることができ、より興味がわきました。

                                 地域クラブ環境チーム

12