渡部敏郎校長 清流日本一の高津川の源流の町・吉賀町にある吉賀高校は、今年、創立71年目を迎えます。これまでにおよそ4,400名の卒業生を社会に送り出してきました。昨年度まで連携していた吉賀町立蔵木中学校が平成31年3月に閉校、隣の六日市中学校に統合されることになり、本年度より、吉賀町内の3中学校(六日市・吉賀・柿木の各中学校)と連携する中高一貫教育を行うことになりました。
 また、町外・県外からの生徒募集を始めて5年目となった今春は、32名の新入生(そのうち県外生8名)を迎えました。2年生37名、3年生35名と合わせて104名の生徒で今年度をスタートしました。

 

 

生徒諸君には「小さな学校で、大きな夢を」を合言葉に、校訓に基づく次の3つのことを呼びかけています。

 一 「周りの人と仲良く過ごそう」                      「至誠」  (まじめに)


 二 「地域・社会に貢献しようとする気持ちを育もう」         「創造」  (あらたに)


 三 「頑張り癖を身につけよう」                     「努力」  (ひたむきに)

 

 本校では吉賀町の「サクラマスプロジェクト」の流れを受け、「サクラマス・ドリーム・プログラム」としてキャリア教育を体系化し、その柱として総合的な探求の時間において「アントレプレナーシップ教育」を進めています。
 この教育は「起業家精神に学ぶ」という意味を込めて命名され、主に1年生から2年生までの2学年で、吉賀町の活性化に向けての調査・探究活動に取り組みます。
 昨年度は、青山学院大学や法政大学の大学生との協働研究をさらに深め、より内容の濃い探究活動となるよう改変しました。また、3年生も「アントレプレナーシップ教育」に取り組み、地域の小学生や中学生との交流の機会を増やしました。さらに年度末に行っているキャリア教育成果発表会を全校参加のポスター発表形式に変更し、校内だけでなく地域の皆様に対してもより広く情報を発信できる場を設けました。


 部活動においては、運動部、文化部の他に、全校生徒が所属する地域クラブがあるのが特徴です。地域クラブリーダーを中心として、その時々催し物に参加し町全体の活性化に貢献しています。また、昨年は「もちふわバーガー」「なかよしプリン」の2つの新商品を開発したり、吉賀町キャッチフレーズの作成や吉賀町ロゴマークのデザイン化にも携わりました。


 吉賀町から絶大な支援を受けていることも誇るべき本校の特徴です。
 自宅通学生のバス通学補助、部活動遠征等のための振興会バス利用、1年生の東京研修等に補助をいただいています。
 また、一昨年度、町外・県外生の寄宿舎となる「サクラマス交流センター」が開所しました。今年も32名の定員をほぼ満たし、活気あるセンター生活がスタートしました。

 そして、本年度より、公設塾「よしか塾 NEXT」を1年生にも広げ、1~3年生の希望者が通塾できる体制を整えることができました。
 

 吉賀高校は吉賀町とともに、地域を愛する強い気持ちをもち、地域・社会に貢献できる人財を育成することを目指しています。


 どうぞ吉賀高校をよろしくお願いいたします。

                                                                                              校長 渡部敏郎