《第2日》

 8月9日(火)・午前は、3班に分かれて、フィールドワークを行いました。

【A班】「川班」

 「川班」は、宿泊している吉賀町交流研修センターを出発して、注連川の「川」調査地に向かいました。調査地では、班員の生徒が胴長を着用して、講師の木村和義さん(アユ漁)の指導で、刺し網で魚を捕りました。その後、同じく講師の吉中力さん(高津川清流ネットワーク・全国源流ネットワーク)の指導で、タモ網で採取(「ガサガサ」という)しました。ハコメガネで川底を除いたりして、魚類・生き物調査を行いました。そして、吉中さんから高津川の生き物について解説していただきました。

 川1 川2 吉中さん

【B班】「田んぼ班」

 「田んぼ班」も、交流研修センターから注連川の「田んぼ」調査地に向かいました。この調査地は、吉賀高校の生徒が毎年「田んぼの生き物調査」に参加させていただいている有機栽培の田んぼです。生徒は、長靴を履いて田んぼに入って生き物調査を行いました。春先と違って、夏の暑い時期ですので、あまり水棲昆虫などの生物は見つかりませんでしたが、ドジョウやメダカは思ったよりたくさん捕まえることができました。。

 その後、柿木の休耕田に移動して、同じく採取を行い、最後に講師の吉部大祐さん(JAしまね西いわみ地区本部)に解説をしていただきました。

 田んぼ1 田んぼ2 田んぼ3  

【C班】「キノコ班】

 「キノコ班」は、宿舎から七日市小学校の裏山の調査地に向かいました。雑木林の中を歩きながらキノコを探しましたが、夏ですので、2~3種類のキノコしか見つけることはできませんでした。予想されたことでもありましたので、今回の講師をお願いしている冨川康之さん(島根県中山間地研究センター研究員)のアドバイスで、6~7月に生える木のを採取して冷凍保存していましたので、最後は冨川さんにそれらのサンプルを使って解説していただきました。

 キノコ1 キノコ2 キノコ3

午後【A~C班・全員】「海・ハマグリ調査」

 午前の班別のフィールドワークの後は、全員が班ごとにバスに分乗して、益田市の津田海岸の調査地に向かいました。森・里が川でつながってたどり着くのが「海」です。ここでは、全体を4つのグループに分けて、砂浜・5メートル沖・10メートル沖・15メートル沖で、それぞれ砂を採取してハマグリの稚貝を採取しました。ここでの指導・講師は、NPO法人アンダンテ21(代表・豊田武雄さん)の皆さんにお願いしました。

 津田海岸1 津田海岸2 津田海岸3

津田海岸4

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